Qmovie
希少な旧西ドイツＨＵＧＯ－ＨＥＴＴＩＣＨ時計工場製ビンテージ電池置時計（動作品）インテリア小物

---

希少な旧西ドイツＨＵＧＯ－ＨＥＴＴＩＣＨ時計工場製ビンテージ電池置時計（動作品）インテリア小物

出品の置時計は、文字盤Ⅻ時の下に「ＨＥＴＴＩＣＨ」、Ⅵ時の上に「ＷＥＳＴ　ＧＥＲＭＡＮＹ」の文字が、電池式ですが、電池を電源に水晶を振動させ電子回路で秒を作るクォーツ時計ではなく、ゼンマイや歯車などを持ち、独創的な仕組みで秒を作る機械式時計です。同型例は希少のようで、１９５０～６０年代の製品と思われます。１９４８年分裂のドイツ統合は１９９０年です。

１９０７年生まれのＨＵＧＯ－ＨＥＴＴＩＣＨ（フューゴ　ヘティヒ）は１９４２年他一人と時計工場設立、１９４９年袂を分かち、ＨＵＧＯ－ＨＥＴＴＩＣＨ時計工場を登録、ＨＥＴＴＩＣＨは特殊な振り子を発明し特許取得、欧米への輸出や陶製壁掛け時計の好評などで一時期隆盛を極めたが１９８４年廃業。（ネット情報より）

「回転振り子」と呼ばれる独創的な、特殊な振り子とは、写真８の巻き方向を中間から反転させ逆に伸縮する吊り下げコイルバネの技術でしょうか。ネットには「 ムーブメント「セコラ」キャリバー ７６、電磁ウェイト巻上を備えた 浮上時計仕掛」などの記事も。内容は理解不能です。

写真８のコイルバネに吊り下げられた球は一定速度で左右に回転、これが一般の振り子と同じ働きをし「回転振り子」と呼ばれるゆえんでは、推測ですが。
現在もくるくる左右回転する飾り置時計はよく見かけますが、あくまでも電池駆動の飾りで、出品の置時計のように秒を作ってはいません。

置時計は経年５０年以上と思われるビンテージ品であり、汚れ、内部底板の変色や電池ホルダー電極の錆、キズなどが見られますが、ガラスカバーの損傷、ケースの凹み、変形、ガタツキなどはほぼありません。

電池で継続動作を確認。時刻は、写真１０の水色矢印のツマミを左右に回し調整。遅れ進みは、同写真橙色矢印のポインターのネジを緩め、右（遅らす）左（進める）で微調整。写真９橙色矢印が試調整。

写真６、７緑色矢印の機構は、写真７の最上から秒針にシンクロ下降、写真６の最下からドンと最上へ跳躍の反復、機能は不明。

大きさは約、高さ２４．５ｃｍ、横幅１５ｃｍ、奥行９．３ｃｍ、重さは電池不含で約１７２０ｇです。

ＨＥＴＴＩＣＨ製ビンテージ時計は今も人気が。出品のビンテージ置時計の状態は比較的よく継続動作も、性能保証は出来ませんが希少価値のあるインテリア置時計にされては。電池は商品外。

希少な旧西ドイツＨＵＧＯ－ＨＥＴＴＩＣＨ時計工場製ビンテージ電池置時計（動作品）インテリア小物