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間違いを認めてまた信じるGA!FA アナーキーシャツ

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間違いを認めてまた信じるGA!FA アナーキーシャツ

21.10.13

“GA!FA”から、
最高の退色を魅せるアナーキーシャツを
刺し子でリペアした一枚が到着↑

ヴィンテージ・ユーロのスペシャルピース級な佇まい

服飾史上、
最も“ヤバい”服、
アナーキーシャツに独自の解釈を加え
アップデートしてきたGA!FAの最高傑作デス


サイズ：肩45cm 身幅60cm 袖丈66cm 丈84cm


「先ず始めに混沌があった」
と云ふ旧約聖書からのスローガン

定番ステンシル「アナーキストだけが洒落ている」
マルクスパッチのポジ・ネガの二枚使い
荒々しいブリーチとペイント加工。

ジョニー・ロットン級の
スワスティカに安全ピンで留められた黒い十字架,etc.

最大級のインパクトの全面↑
背面わ↓

フランス語で、
「戦争よりもセックスをしよう」
と書かれたスローガン。

左肩と裾下の破れた箇所に
補修のカラーフルな刺し子。
黒が色褪せ、赤みを帯びたボディの色と愛まわり
絶妙な雰囲気に。


元わ、
自作の私物。

製作から10年近く経ち
ココまで着込まれ
襤褸を彷彿させる
こう云った加工も前代未（見）聞

ヴィヴィアンとマルコムが作ったオリジナルと比べても
見劣りしないレベルまでイってヨシ幾三な
時の重みと愛を感じるスペシャツな一枚。

もはやアートピースです。


そもアナーキズムとわ、
「人の上になんびとも統治せず」
「自らの主人たれ」
といった様で、

政治化したフランス革命期の混乱の渦中に、
プルードンが歴史上はじめて表明した事わ
非常に象徴的な事です。

富と名誉に恵まれたトルストイが、
文学や信仰の先に、人を観つけ、
偽りの宗教や文明、国家を悉く否定し
アナーキストになった事もまた。


セザンヌわ
「神を信じなければ絵など描けやしない」
と言ったそうで、

自分流に信じて、時に間違う。
間違いを認めて、また信じる。
信じなければ表現などと云ふものや
個性などと云ふものわあらわれやしませんよ。

自分だけで信じなくてわ駄目だ。
信念を分かち合わないと駄目だ。
信念があるから人に至る。
人間の建設、発展に至る。


有名なこの「ONLY ANARCHISTS ARE PRETTY」
を「アナーキストだけが洒落ている」とした
野田努の訳わ、
わたくしにわ本当に正しい様に思えマス。

間違いを認めてまた信じるGA!FA アナーキーシャツ